出水にて(その8) 群れ飛ぶ



休耕田で二番穂をついばんでいるミヤマガラスたちが、時折、一斉に飛び立つ。今でこそありふれた冬鳥として休耕田に飛来するこのカラスたちだが、20年前は九州に渡来する冬鳥と言われていた。写真の群れにはナベヅルが混じっている。今はまだこれで出水らしい写真と言えるかも知れないが、そろそろナベヅルたちも東進を開始した気配。20年後には同じ光景を近所で目にすることになるかも知れない。

(D3 Nikkor300mmF2.8D+TC17EⅡ 撮影:2007年12月31日)

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